7/24/2010

Desert Morning News Marathon 2010 in Salt Lake City, UT

朝2時、あらゆるアラームが鳴り出す!!
起きてシャワーを浴びて、ロビーへコーヒーを取りに降りる。
とりあえず、昨日買ったパンとバナナを食べようかと思ったが
昨日食べた肉がまだ胃の中にあるのか重い・・・・
普段はかなり食欲があるのに今朝はどうも食べる気にもならない。
とにかく、バナナ1本だけ無理やり押し込みいざ出発!
ホテルからExpo会場へ徒歩にて
この大会は山の山頂から下り、Salt Lake Cityへ戻ってくるというコース。
だから、山までは大会のバスで連れていってもらうのだ。

ピックアップの場所には既にランナーが集まっておりバスも数台到着している。
第一号のバスにのりいざ山頂へ。
4時ぐらいに山頂に到着。暗闇の中テントの中にてスタートを待つ。
まだランナーも少ないのでその間にトイレへ
ドアを閉めたら、あら真っ暗!何があるか見えない。
でも、使いなれたPortable Toilets(簡易トイレ)なので感覚にて
山の上はさすがに寒く、この日の為にNYRRのレースでもらった長袖を持ってきていたので
なんとか寒さはしのげた。あとはテントの中にいたので風も受けずにいれた。
なんだかんだとしているうちにスタートタイムが近づいてきたので
最後のトイレ休憩へ。
なんとかスタート時刻5時半前に済ませ、かばんを預けてスタートラインへ。
参加ランナーも恐らく500名足らずなので結構前の方にてスタートを待つ。

そしてスタート!!

一斉にランナー達が暗闇の中走り出す。
最初は、下り坂。スピードを出さないでいようと思っても
思っている以上に傾斜がありスピードが出てしまう。
脚に負担が掛からないように、ストライドを狭くしとにかく坂を下る下る。

1-3mile
ひたすら下り坂。周りは暗くほぼランナー達の下る足音のみ。
スピードを出さないように注意しながら走るが想像以上にスピードは出ている模様。
呼吸は苦しくないのでこのままの調子でいければ・・・

4mile
急な下りを走り続け、もちろん下りのみではなく上りもあるのは重々承知
さてさていきなり上りが出てきました。
ここで上りきった後、異変が!!
息が苦しいぃ~~
そしてトイレにも行きたい!!
ま、まさか4mileにて撃沈か?となんとか耐えてみようかとがんばるが
目の前に広がるなだらかな上りを駆け上がっていくランナー達の姿が
ここから2マイルほど上りがあるのは知っていたので
ここにて、撃沈を認め。もう降参です!

5-6mile
トイレ休憩も兼ねて呼吸を整え、お水も補給し
さぁ上り坂駆け上がってやろうじゃないの!!
でももう息もあがり、気持ちがついていかない。。。。
とにかくひたすら黙々と進む。
周りの景色は本当に最高!自然の中でのマラソンっていいもんだと改めて実感。
この間は10min/mileぐらいにて進む。

7-13mile
はっきり行って上った後の記憶があまり残っていない・・・
ただ苦しかった事ぐらいしか。
その後ペースを落とし、9min/mileぐらいで走る。
だんだん調子も戻り、改めてスタート直後のスピード出しすぎでの酸欠状態だったのではと・・・・
勢いづいて飛ばす事も可能だったが、この時点でまるでパブロフの犬状態で上り坂が怖い!
ラスト10kmでいけそうだったらペースアップする事に決め
せっかくユタまだきたのだから楽しんで走る事に。
途中、スタートを待っている間もしや日本人?と思っていたランナーを抜かし
よーやくハーフポイント

14-20mile
ここからは余裕のある感じでひたすら街へ向かって走り続ける。
相変わらず、下り上りと続き、上り坂が現れる度にあの酸欠状態が脳裏に蘇る。
いやぁ~本当苦しかったです。
この間に50mぐらいの急な上りがあり、ここはさすがに歩きました。
ハーフ折返しからの道のりがこんなに長く感じたのは初めてかな?

21-26mile
さーていよいよ市街地に戻ってきました。
太陽もすっかりのぼり気温も上がってきていますが
NYCに比べると湿気がないので問題なし。
逆に汗があまりかかないので、何か体に異変が起こっているのでは?と思うほど
おまけにのども渇かない。
でも、体はいたって普通なのであまり気にせず走ることに。
この辺りになるとペースダウンしているランナー達が
わたしはここまで体力温存してきたのでパワーは残っている。
ここからぐいぐいランナー達を追い越していき、ちょっと調子に乗りそうだったので
なんとか押さえて走り続ける。
この日は、ユタの祝日(Pioneer Day)。パレードがあるらしくパレード待ちをしている中を数百メートル走る。
子供達からの熱い声援を受け元気が出てくる!
ゴールエリアのLiberty Parkに近づいてきた!!
いつも通りゴールが見えたらダッシュ!ダッシュ!

結果は、3:40:17
年代別3位入賞のおまけつき。


通算6度目のフルマラソン、このマラソンが一番きつかったぁ~
でも今まで一番達成感はあったかもしれない!
坂にも負けない走力がほしい!と改めて思い、今後は山マラソンだぁ~~
と新たな目標もみつかり、充実感ありありのレースでした。

レース後、まずは荷物をピックアップと思い荷物置き場へ
さすがローカルレース、芝生の上にかばんが並べられているだけ
監視している人もいません。
その後、アナウンスで「Suzuki~」と聞こえ、あっ日本人がいるんだ
と思い、声を掛けてみると昨年のPhiladelphiaマラソンの前日にお会いした相方さんでした。

2,3年後以内にはリベンジとして再度挑戦したいコースです。
さすがに来年は?となると他にも色々走りたい大会もあるので
でも、お薦め大会です。

Deseret Morning News Marathon
Salt Lake City, UT

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