朝2時、あらゆるアラームが鳴り出す!!
起きてシャワーを浴びて、ロビーへコーヒーを取りに降りる。
とりあえず、昨日買ったパンとバナナを食べようかと思ったが
昨日食べた肉がまだ胃の中にあるのか重い・・・・
普段はかなり食欲があるのに今朝はどうも食べる気にもならない。
とにかく、バナナ1本だけ無理やり押し込みいざ出発!
ホテルからExpo会場へ徒歩にて
この大会は山の山頂から下り、Salt Lake Cityへ戻ってくるというコース。
だから、山までは大会のバスで連れていってもらうのだ。
ピックアップの場所には既にランナーが集まっておりバスも数台到着している。
第一号のバスにのりいざ山頂へ。
4時ぐらいに山頂に到着。暗闇の中テントの中にてスタートを待つ。
まだランナーも少ないのでその間にトイレへ
ドアを閉めたら、あら真っ暗!何があるか見えない。
でも、使いなれたPortable Toilets(簡易トイレ)なので感覚にて
山の上はさすがに寒く、この日の為にNYRRのレースでもらった長袖を持ってきていたので
なんとか寒さはしのげた。あとはテントの中にいたので風も受けずにいれた。
なんだかんだとしているうちにスタートタイムが近づいてきたので
最後のトイレ休憩へ。
なんとかスタート時刻5時半前に済ませ、かばんを預けてスタートラインへ。
参加ランナーも恐らく500名足らずなので結構前の方にてスタートを待つ。
そしてスタート!!
一斉にランナー達が暗闇の中走り出す。
最初は、下り坂。スピードを出さないでいようと思っても
思っている以上に傾斜がありスピードが出てしまう。
脚に負担が掛からないように、ストライドを狭くしとにかく坂を下る下る。
1-3mile
ひたすら下り坂。周りは暗くほぼランナー達の下る足音のみ。
スピードを出さないように注意しながら走るが想像以上にスピードは出ている模様。
呼吸は苦しくないのでこのままの調子でいければ・・・
4mile
急な下りを走り続け、もちろん下りのみではなく上りもあるのは重々承知
さてさていきなり上りが出てきました。
ここで上りきった後、異変が!!
息が苦しいぃ~~
そしてトイレにも行きたい!!
ま、まさか4mileにて撃沈か?となんとか耐えてみようかとがんばるが
目の前に広がるなだらかな上りを駆け上がっていくランナー達の姿が
ここから2マイルほど上りがあるのは知っていたので
ここにて、撃沈を認め。もう降参です!
5-6mile
トイレ休憩も兼ねて呼吸を整え、お水も補給し
さぁ上り坂駆け上がってやろうじゃないの!!
でももう息もあがり、気持ちがついていかない。。。。
とにかくひたすら黙々と進む。
周りの景色は本当に最高!自然の中でのマラソンっていいもんだと改めて実感。
この間は10min/mileぐらいにて進む。
7-13mile
はっきり行って上った後の記憶があまり残っていない・・・
ただ苦しかった事ぐらいしか。
その後ペースを落とし、9min/mileぐらいで走る。
だんだん調子も戻り、改めてスタート直後のスピード出しすぎでの酸欠状態だったのではと・・・・
勢いづいて飛ばす事も可能だったが、この時点でまるでパブロフの犬状態で上り坂が怖い!
ラスト10kmでいけそうだったらペースアップする事に決め
せっかくユタまだきたのだから楽しんで走る事に。
途中、スタートを待っている間もしや日本人?と思っていたランナーを抜かし
よーやくハーフポイント
14-20mile
ここからは余裕のある感じでひたすら街へ向かって走り続ける。
相変わらず、下り上りと続き、上り坂が現れる度にあの酸欠状態が脳裏に蘇る。
いやぁ~本当苦しかったです。
この間に50mぐらいの急な上りがあり、ここはさすがに歩きました。
ハーフ折返しからの道のりがこんなに長く感じたのは初めてかな?
21-26mile
さーていよいよ市街地に戻ってきました。
太陽もすっかりのぼり気温も上がってきていますが
NYCに比べると湿気がないので問題なし。
逆に汗があまりかかないので、何か体に異変が起こっているのでは?と思うほど
おまけにのども渇かない。
でも、体はいたって普通なのであまり気にせず走ることに。
この辺りになるとペースダウンしているランナー達が
わたしはここまで体力温存してきたのでパワーは残っている。
ここからぐいぐいランナー達を追い越していき、ちょっと調子に乗りそうだったので
なんとか押さえて走り続ける。
この日は、ユタの祝日(Pioneer Day)。パレードがあるらしくパレード待ちをしている中を数百メートル走る。
子供達からの熱い声援を受け元気が出てくる!
ゴールエリアのLiberty Parkに近づいてきた!!
いつも通りゴールが見えたらダッシュ!ダッシュ!
結果は、3:40:17
年代別3位入賞のおまけつき。
通算6度目のフルマラソン、このマラソンが一番きつかったぁ~
でも今まで一番達成感はあったかもしれない!
坂にも負けない走力がほしい!と改めて思い、今後は山マラソンだぁ~~
と新たな目標もみつかり、充実感ありありのレースでした。
レース後、まずは荷物をピックアップと思い荷物置き場へ
さすがローカルレース、芝生の上にかばんが並べられているだけ
監視している人もいません。
その後、アナウンスで「Suzuki~」と聞こえ、あっ日本人がいるんだ
と思い、声を掛けてみると昨年のPhiladelphiaマラソンの前日にお会いした相方さんでした。
2,3年後以内にはリベンジとして再度挑戦したいコースです。
さすがに来年は?となると他にも色々走りたい大会もあるので
でも、お薦め大会です。
Deseret Morning News Marathon
Salt Lake City, UT
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